「週末、栗蔵さんを誘って
富士山にツーリングに行こう!」
そうドナドナが言ったのは、金曜日の夜中でした。
※ちなみにその時私は酔っ払いでした。
栗蔵さんと言うのはドナドナの会社のお友達の方で
モトグッチのバイクに乗られています。
スノボでご一緒させて頂いた方で面識はあったのですが
何せ
すり抜け出来ない・スピード出せない・体力無いの
3拍子が揃ったひまわりです。
ツーリングに誘われなくなった以前の経緯もあり
私なんかがご一緒して良いのだろうか?
迷惑なんじゃないだろうか?
なんて不安に思ってしまうのも当然のこと。
※むしろ栗蔵さんの方が「俺、邪魔くね??」と心配されていたようですがw
「栗蔵さんは俺と一緒で、スピードを求めるタイプじゃないから。
すり抜けとかもしないし、皆で走ることを楽しむ人だよ。」
そうドナドナは言いますが、私は知っています。
大排気量のバイクで私の速度に合わせて走ることは
とってもしんどいってこと。
スピードを出さないと
GTのエンジン様が
お怒りになるっていうこと・・・。
それでも、タンデム(後ろ)よりは
うちの子に乗って参加したい。
もっともっとたくさん乗って、
もっともっと上手になりたい。
そう思って、栗象さんには迷惑かも知れないけど
うちの子での参加を
酔っ払った勢いで 決めました。
栗蔵さんとは、海老名SAで待ち合わせをいたしました。
黒くてでっかいバイクだから、すぐわかるよ!とのことですが
さすがツーリングシーズン!!
海老名SAはバイクだらけで
さっぱり見つけることができません!!
※撮影は別の場所にて。
見つけた!栗蔵さん、発見いたしました!!
ほほー、これがモトグッチかぁ!
「でっかいバイク」って言う割には大きさを感じないのは
黒いためにスマートに見えるから、なのかな?
またがってみなよ、と言う栗蔵さんのお言葉に甘えて
またがらせていただくことに。
車高低いし、これなら足つきそうだ!
・・・なーんて思ってまたがってみたら
これまたビックリ!!
まっっったく足つかないじゃぁ
ありませんか!!
シート幅があることと、バイクそのもののゴツさのために
全然そうは見えないんですけれど、全く足がつきませんでした。
これには栗蔵さんも、
私のスペックを散々知ってるドナドナまでもが苦笑い。
エンジンをかけてみると、GTより上品な始動音だと思ったのですが
アクセルを開けてみると
それだけで車体が傾くハイパワー!!
マフラーのデカさも
ロックマンみたいでなんだか
キュート
海老名SAからはドナドナが先頭、
私を挟んで最後尾が栗蔵さん。
デカいバイクに挟んでもらっての走行となりました。
栗蔵さん、ガタイがとっても良い方でして
サイドミラーに映る姿はまるで
アメリカンに乗ってるかのようでした。
※私は足つかないって言うのにさ・・・っ
私はいっつもドナドナの後ろを走っていたので
私の後ろを誰かが走ってくれると言うのはこれが初めて。
へたれっぷりを見られたくないなぁと思ったのですが
これがなんともまぁ、
すごい安心感!
ドナドナの車線変更に合わせてウィンカーを出し、
ミラーで後方を確認するとそこにはすでに栗蔵さんが映っていて
後続車をブロックしてくれています。
すごい!すごいよ、栗蔵さん!!
私は追い越しの一瞬ならばスピードを上げることが出来ますが
高速道路の普段走行は100km/hが限度。
それを超えると一気に体力を消耗してしまうので
常に100km/h以下走行となりました。
申し訳ないな。
高速なんてつまらないだろうに、な。
100kmの距離を時速100km/hで走行したら1時間かかるけど
150km/hで走行したら40分しかかからないのにな。
とは言え、私自身の体力も限界ではありますが
バイクのスペックそのものにも限界がありまして。
リッターバイクの二人には問題ないスピードでも
うちの子はすでに9000rpmを超えていました。
レッドゾーンまではまだまだあるけれど
普段低速回転走行なひまわりにとってこれはビックリ!
オイル交換をした直後だったと言うこともあり、
自分の体力面は秘密にしておいて
バイクの性能面からこれ以上のスピード出せないの!
と言うことにしておいてもらいました(^^;
※うちの子よ、スマン・・・!
御殿場に着く頃には、
怪しい雲行きとなっていたのでした。
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