ある日のこと。
いつもとは違う駅にドナドナを迎えに行きました。
なんと電車が止まってしまっていたんです。
遅い帰宅時間の電車の事故。
本当にやめてもらいたいものですよね!
※そんな私はお気楽徒歩通勤
何時ごろ到着するかもわからなかったので
とりあえず適当に家を出てみました。
この日はちょっぴりお疲れ気味で
本当はバイクに乗る気は無かったんだけれど。
ドナドナは連日の激務でもっとくたびれてるだろうし
電車が止まっちゃうなんて、ひまわり宅に向かって
くれてるドナドナになんだか申し訳なくて。
あぁー、こんなことなら最初からドナドナの会社まで
お迎えに行けば良かった!!!
待ち合わせの場所へとたどり着いて
ふと駅の方向を見てみると、そこには
ドナドナの姿が見えるではありませんか。
時間の約束などしていなかったのに
私ったらピッタリの時間にお迎えに来れたのね!
そう喜んで、ついドナドナの方ばっかりを
見てしまったんです。
ドンガラガッシャーーーン!!!
やっちゃったー!
ひまわり、華麗に立ちゴケ!!
あちゃーコケちまったぃ。
最近教習所で散々コケてるからでしょうか。
街中で堂々と立ちゴケしたにも関わらず
全く動揺の無いひまわり。
それに反比例して、同様したのは
立ちゴケを目の当たりにしてしまった可愛そうなドナドナと
通りすがりのおじさんでした。
教習所ではコカしたバイクは自分で起こします。
それは女子でも、大型バイクでも一緒です。
※もちろん起こせなかったら教官が助けてくれます!
ですのでごくごく当たり前に、普通に、いつも通り
(!)に
自分でバイクを起こしにかかりました。
そこへドナドナと通りすがりのおじさんがスッ飛んで来て
二人してバイクを起こしてくれました。
ポカーンとするひまわり。
ああーそうか。助けてもらえるんだ。
コケて、バイクを起こせなかったらどうしよう。
そんなことを心配して、怖くて出掛けられない時期がありました。
でも、いざとなったら周りの人が助けてくれる。
もちろん、倒した自分のバイクは自分で起こせるのがベストだけれど。
ドナドナじゃなくても、助けてくれる人がちゃんといるんだ。
コケちゃったのに、なんだか不思議な安心感を得ました。
※今では大型バイク、起こせますよ!大事なのはコツなんです
おじさんにはお礼を言ってお別れをして
コカしちゃったうちの子の点検をします。
ミラーがグルンと180度回転していたことと、
左側のバンクセンサーが折れちゃったこと以外
特に問題なさそう。エンジンも快調にかかってくれた!
※これで左右のバンクセンサーが折れました・・・必要ナイケドネ!
ウン。
うちの子ってば、やっぱり優秀!
ミラーを直して、エンジンの調子をみて。
バイクの心配をするひまわりとは裏腹に、
ドナドナはひまわりの心配をしてくれました。
大丈夫?怪我してない?
どこか打ってない?
メットは地面に打ち付けなかった?
転びそうな時はがんばらないで、バイクから離れるんだよ。
じゃないとひまわり、怪我しちゃうんだよ?
教習所で散々立ちゴケてるので
自分ではあまり立ちゴケに対する恐怖心が無いのですが。
目の前でコケられたドナドナは、相当動揺したようです。
事実、左腕にでっかい痣が出来ておりまして
それを見たドナドナは悲しそうな目をしておりました。
ドナドナの運転で家に帰る道中は
ずっとドナドナに謝りっぱなしでした。
ゴメンネごめんね。心配させちゃったね。
びっくりしちゃったよね。本当にごめん。
油断以外の何物でもないよね。
これからは気を引き締めてバイクに乗るから!
散々謝って安全運転を誓って、ちょっぴり元気になったドナドナ。
うちの子にカバーをかけるひまわりの後姿を眺めて、こう言います。
ドナドナ:「そうか。やっぱりひまわり、
身長の割に手足が短いのかもね。
だから踏ん張れないんだ。」
ぐっ・・。
わ、わかってるやいっ
悔しいけれど、コケて心配かけちゃった手前
言い返したいのをグッと我慢します。
ドナドナ:「大丈夫!カワイイよ、
ダックスフンドみたいで(^^)」
ちょっっっまっっっっ
なななななな、
なんて失礼な・・・・・・・・・・・・・!!!
いくらドナドナでも、それは言いすぎってもんじゃない!??!?
ドナドナ:「だぁいじょうぶ♪
ダックスフンドよりは手足長いから」
あああああああああ、
当たり前じゃぃ!!!!!
ダックスフンドより短い手足なんて
あるわけないでしょ!!!!!
ドナドナ:「う〜ん。ひまわりは、
安産型のダックスフンドだね」
フンガ〜〜〜〜〜!!!!!!
ひまわり、怒髪天をつく!!!!!
・・・が、しかし。
事実なのと、
ドナドナの目の前でコケてしまったのとで
トントンとしてやりましょうか。
大人の采配ってやつよね、ウン!
さて、今日からは安全運転にさらに磨きをかけて!
油断することなく、気を引き締めて
バイクに乗ろうと思います!
油断していた私への、うちの子からの警告だったのかな?
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